雪乃琥珀録

独り言とか

出版編集社のお仕事内容とは

こんばんわ。

 

今日は真面目に出版編集ってどんな仕事?という素朴な疑問についてお話ししたいと思います。

 

ちなみに、私が会社に入る前のイメージ

・企画を考える

・ページ割りをする

・ライターさんやカメラマンなど各種得意分野の人に仕事を振る

・デザイナーさんにデザインを作ってもらう

・上がって来た情報を元に編集をする

校閲部の人に校閲依頼

ページを最終校閲して校了

製本された物が完成

とそんな感じのイメージでした。

 

でも実際は、

・企画を貰う(様々な出版会社から)

・ページ割りとスケジュールを決める

必要であれば各種関係者にアポイントを撮って取材、撮影

ラフ原稿を作る

デザイナーさんにデザイン依頼をして、その間に作稿(つまりライター)

デザインが上がって来たら原稿流し込み

デザイナー戻し

ゲラ完成

一校

一校戻し 二校

これでとりあえずざっと誌面完成

初校

初校戻し 再校(おわるまで繰り返し)

責了(完全に校閲赤字無しの状態)

校了

見本製本

印刷会社に製本依頼

完成

 

ここまで全部編集部のお仕事でした。

 

つまり、企画、デザイン、ライター、営業、取材撮影、レイアウト校正、そんで校了までの気が遠くなる回数の校閲を何故か一人でやらなきゃいけないんです…。

 

本来なら企画部、営業部、デザイン部、ライター部、カメラマン、校閲部…この辺に大まかに分担してやる仕事量を、一気に一人でやらなきゃならないという事になります。

 

想像していたのよりも遥かにハードワーク。(笑)

特に原稿に関しては赤字だらけ。

少なくとも一人20ページは担当しなければならない(大体一冊100ページだと考えて)ので、校閲ガールなんてあんな楽しそうにできない。

 

なんなら写真補正もクライアントとの打ち合わせも全部やらなきゃいけない割と過酷な仕事なんです。(私も最近びっくりしてる)

 

フリーライターの副業をしている私からすると、とんでもねぇ仕事量。

 

私が営業部の補填部員もやりなが編集やってるから忙しく感じるだけかもしれないけど、基本みんなオフィスに居るか打ち合わせとか取材でどこかいってて居ない。

 

新入社員(無知)にいきなり20ページ任せる会社凄いと思う。

白紙から全部自己責任でやんなきゃいけないし、当然負担も大きい。

専門用語は解んないから手探りだし、企画自体大まかに決まってるだけで後はセンスにお任せ☆みたいなところあるから余計に。

 

みんながみんなそれぞれ馬鹿みたいに忙しいから誰かに応援要請もできないし、結局手探りで仕事しています。

 

編集の仕事がこんなにやる事多いなんて知らなかった・・・。という話です。

担当なんて居ません。

全員が担当です。

 

なのでこれから出版業界に興味ある人はまず精神面を鍛える事をオススメします。

あと社交性が非常に大事な仕事なので一回どっかで修行してくる事をオススメします。

 

というのも、ずっとオフィスに居て本をつくってる人!すごい!(でも校閲とかは人がやってくれる物だと思っていた)という考えを持ったまま出版業界にあこがれを抱いて大学に入り、いざ!

 

やってみたら想像とはかけ離れた仕事だった。という事を避けてほしいなーと思って書いています。

 

あんなキラキラした世界ではないです。

広辞苑丸暗記する覚悟で受けた方がいいと思います。

 

あと残業したくない人にもオススメしません。

校了前とか平気で徹夜あります。

泊まり込みです。

 

体力に自信が無い人はやめておいた方がいいと思います。

 

わたしもそろそろ第一次鬱期になりそうです。

 

結局創作なので、想像力と豊かな完成がないと本は作れないんだなって思いました。

 

 

 

ここ一ヶ月の感想です。

 

あと何年かは頑張ってみようと思います。

本当に物作りが好きな人にはオススメの仕事です。

 

趣味程度に書きたい(自分の好きな事を)人はフリーでやった方がいいと思います。

 

以上!(今日は愚痴!)

昼飲みからの熱中症

こんばんは。

 

早くも熱中症疑惑の絵莉子です。

 

昨日の夜あたりから38℃ぐらいの高熱(私の平熱は35,4とか)が続いてて、でも風邪みたいな症状が出ないからどうしたもんか…と思っていたのですが。

 

普通に出勤して、出勤途中に尋常じゃない量の汗をかいて「おかしいなー」とは思ってたんですけど、まぁ炎天下の渋谷歩いてたらそうなるか、って感じであまり気にしてなかったんですね。

 

でもその後顔色が悪いということで半ば強制的に早退させていただいた(?)ので、以前からすっぽかしまくってた母校訪問に行ってきました(通勤途中です)

 

でもやっぱり私はほぼ十年経っても変わっていないようで、変わるのは髪の色だけだな。と元担任に言われました。

非常勤講師だったあまり関わりのない先生にすら名前を一発で呼ばれるぐらいには変わってないみたいです。。。少しくらいはおとなになりたいよね(10年経ってますからね)

 

で、母校の最寄り駅に着いてとたんに眩暈。

とりあえず近くの喫茶店に入って一旦休憩したのですが、歩いて20分くらいの学校に辿り着けずに情けないながらタクシーを使ってしまいました。

 

とりあえず、今日は一旦休めーというお告げかな(笑)

 

最近はiPhone7plusのカメラで如何に上手に写真を撮るか研究してます。

ポートレートモードの使いこなしかたが漸く解って来たのですが、あれ、被写体にもそこそこのスキルが求められる気がします。

 

さー新刊明日から七月まで突っ走るぞー。

徹夜しない程度に頑張ります。

もちろんお供はポカリ。

 

みんな大好きポカリ。

 

日曜日に昼から酔っぱらってボーリングとダーツやった所為で所々筋肉痛です。

老いではなく、単純な運動不足かなぁ。

 

あと下北で貰った噛みタバコ(?)は私の口にはあいませんでした。

ニコチンが入ってればいいってもんでもないですよね。

 

ちなみに新作の「大人のおしゃれ手帖」ムックは無事製版終わったので母にあげました。

 

今月下旬発売の宿本は旅行好きの父にあげたいと思います。

 

カフェ風インテリア、なかなか難易度高め(こだわりが強いからマネしづらい=記事にしづらい)けど頑張りまっす。

 

皆さんも水分補給はマメにしてくださいね。

わりときついです。

 

絵莉子

これが五月病ってやつなんか

今週が終わればやっと自社本校了です…。

こんばんわ。

 

いよいよ最終段階に突入したわけですが、終わる!これで暫く残業しないぜ!と思ったら次はインテリア本の編集に入るそうです。

まじで新入社員は忙しい(段取りがよくわかってないのも原因だけど)

 

おかげさまで無駄にタイピングが早くなりました。

初めて担当した自社本は今月末発売です。

なんか有難いことに、私が契約とってきた宿が表紙で発売されます。

なんかありがとうな…。

一冊目で表紙レベルの担当できることなんてなかなかないのかなぁ。

 

GWまで一か月、真面目をちょっと装って黒髪に近い茶髪、ちょっとしたサークルレンズに薄化粧で出社していたのですが、GWに美容院にいって緑?!ってなるぐらいの明るいアッシュにインナーカラーでブルー、カラコンは緑、下北をぶらついてたんですか?ってな具合の私服で出社するようになりました。

何も言われなくてヨカッタ。

私は変わらないです…。

 

こないだ会社帰りに昔ライブによく来てくれていたお客さんを見かけて、今は合わせる顔がないなぁ~、オーラもどっか消えちゃったし、気付かれないよね…。となんとなく虚無感を抱えたまま帰りました。

通勤路に下北がある(しかも退社時間が丁度ライブが始まるぐらいの時間)なのでたくさんの見知った顔を見かけます。

ちょっとやっぱり気まずいです。

 

胸を張れない、こっちから話しかけることができない、と急に小心者になってしまいました。

 

いま同時進行でヨガ本をやっているのもそうなのですが、ヨガと筋トレにハマってます。

結構ハードめなトレーニングをしているので毎日筋肉痛です。

でもヨガってあんなに疲れるんだな…。

 

いままで不摂生してたせいか、効果が出るのも早かったです。

ヨガマットも一応買いましたけど、カーペットの上に敷いてもあんまり意味ないってことに今更気付きました。買っちゃったから使うけど。

 

あと、最近会社の向かいにめっちゃおいしいコーヒー屋さんができたんですけど、女子ばっかりのうちの社内ではイケメン店員さんに会うためだけに通う人続出です。

ちなみにほんとにコーヒーおいしかったです。

毎日のコンビニコーヒーを変えて、出勤前とお昼に買いに行くことにします(笑)

 

向こうからしたら、あの会社の女ども毎日くるな!しかも滞在時間長くね?!(みんなは店員さんとしゃべりたいから秒で昼食を済ませて店員さんに会いに行ってる)って気持ちだろうと勝手に推測してるので、私はテイクアウトで…。

 

なんでも日本に一台しかない、個人輸入したすごく装飾にこだわったかわいい巨大焙煎気を使っているので、どちらかというとそういうこだわりみたいな部分に興味があって、店員さんとはそんな話ばっかりしてます…。イケメンごめんね。

 

 

最近ロヒプノールサイレース)ではふらつきのみで一切睡眠剤としての効果を得られなくなってきました。今国内既定の最大量で割と強めのお薬なので、ハルシオンを南条か追加して何とか寝ていますが、このまま眠れないと問題なのでそろそろまた強い薬に変えてもらうことになりそうです…。

イソミタールベゲタミンラボナあたりの最強クラスを処方される気がします。

イソミタールは個人的に乖離が目立つので避けたいからラボナかな…。

 

眠れればなんでもいいんですけどね。

依存症って怖いですよ。

 

今さら何か少しでも薬をさぼろうもんなら次の日から暫く離脱症状で動けないですからね。

 

そういえば社長から夏バテが始まった私を見てか、アホエンという生ニンニクサプリを大量にもらいました。

おかげさまでちょっと寝ざめがよくなりました。ありがとうございます。

 

明日はダイエットプロテインと何種類かサプリを買ってきて、本格的に身体づくりに励みたいと思います。

目指せ細マッチョ。(女が細マッチョっていうのかは知らない)

 

アデュー!

 

 

解散報告(不快な方は見ないでください)

今回は、ちょっと気が向いたというか、思い出したことなので、あまり見たくない人は引き返してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が新しい命を授かったのは丁度二年前の年明けぐらいでした。

パートナーはとても喜んでくれたし、私自身、初めての妊娠に戸惑いながらも、自分の中にもう一人人間がいるんだ。ということをエコー写真を見る度に何度も何度も自覚して、

「ああ、私は子供を産むんだ。私の血を受け継いだ子が今体内で必死で生きようとしてるんだ。」

 

正直実感はなかったし、生活も不安定で、激しい悪阻と闘いながら仕事も、バンドも続けて行こうと思いました。

でも実際はそんな甘いことではなかった。

日に日に落ちていく体重、一般的な人よりも激しい悪阻。

お茶もろくに飲めないほど体調は悪化し、気合でどうにかなるなんていう範疇はとっくに過ぎていました。

 

今考えれば、私が必死で守ろうとしてきた「Tesoro」というバンドは、私が壊したのかもしれません。

たくさんではないけれど応援してくれていたファンの皆様には、私のあまりの不甲斐なさ、不完全燃焼、そしてその応援してくれている気持ちを裏切ってしまったことを、本当に申し訳なく思っています。

 

メンバーは、私に優しくしてくれ、産むも産まないも、私にすべてゆだねてくれてはいたものの、動揺していたと思います。

無計画で自分勝手な自分のせいで全て壊してしまったんじゃないかと、今も後悔しています。

 

結局私の身体は栄養失調になり、堕胎、という道を選ばざるを得なくなってしまいました。お医者さんに

「母体と、お子さん、どちらを選びますか。あなたは健康体で産むことはできない。それは分かっていたはずです。無計画な妊娠がどれだけ多くの命を犠牲にしているかきちんとわかっていますか。」

そう厳しく言われました。

言い返す言葉もありませんでした。

 

寝たきりの生活が一か月ほど続き、仕事もままならなくなり、ある日いつもとは比べ物にならない、今にも失神してしまいそうな状況に陥り、救急で病院に行きました。

そこで言われたのは

「いますぐここで堕胎するか、今日から出産までの半年間、入院しなければ出産はできない。出産したとしても、健康体で生まれてくる確率は極めて低いです。いますぐ選んでください。そうしないとあなたも死にますよ。」

そういわれました。

 

私は心身ともに限界に達していました。

それでも堕胎に踏み切ることはできなくて、結局、パートナーと話し合い、これからも子供は作れるから。そういって、堕胎手術を選びました。

後悔しています。

生きがいだった音楽を捨て、子供まで失いました。

全部自分の責任です。

 

ファンでいてくれた皆さんにきちんと、謝罪もできないまま無期限活動休止なんて選択をしてしまったことも、無責任でした。

 

仕事には復帰できたものの、精神はこれまで以上にボロボロでした。

当然、家庭関係も上手くいかなくなり、薬の量も増え、持病の病状は悪化していく一方で、もう誰に何をしてもらっても何も響かなくなり、歌詞も書けなくなりました。

誰かに偉そうに何かを伝えたいなんて烏滸がましい。そう思うようになりました。

 

婚約は破綻しました。家族にも迷惑をかけました。周りにいるみんなのことを散々傷つけたりもしました。

全部自分のせいだとわかっているからこそ、やるせない気持ちの行き場がなかった。

 

妊娠を境に、体質も変わりました。

金属アレルギーや、ホルモンバランスの乱れ、髪質、肌質、すべてが変わりました。

もう私は表に立っている自分が仮面をかぶった偽物にしか見えなくなってしまった。

 

「一つの命を殺したんだ」

 

それだけがゆるぎない事実です。

名前を付けました。産んであげれなかったけど。

琥珀といいます。

私だけは一生忘れない。何があっても忘れない。

持病なんか持ってなければよかったのに。もっと頑張ればよかったのに。

そんなたらればが今でもたまに、無力感と虚無感と襲ってきます。意味もなく泣くこともあります。

それもすべて自分の不甲斐なさが発端です。

 

私には妹がいます。

妹は生まれてすぐに死にました。

だからすぐには両親には話せなかった。

その悲しみと無力感を誰よりも知っている人たちだからです。

 

私は一生、琥珀が居たことを背負って生きていきます。

いつか私が子供をまた授かったとしても、それでも大事にします。

 

でも皆さんになにかを伝える立場にはしばらく戻れません。

私は往生際が悪かった。バンドに縋り付こうとしたし、仕事も何事もなかったかのようにいつもより頑張った。

でもそれは全部自分のやったことを一時的に忘れるための逃げ道にしかなってませんでした。

 

だから、ここで私は正式に「Tesoro」および「Near」の解散を決定します。

もし、活動再開を望んでいてくれる人がいたとしたら、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

そして、これまで応援してくださって本当にありがとうございました。

 

これは本心です。

ファンの皆さんに私たちは、私は、支えられてきました。

でも嘘をつきながら活動を続ける気はありません。

悩んで悩んで出した結果です。

私にはもう、誰かに自分の言葉を届ける権利なんてない。

隠してまで虚像を作るなんて傲慢なことはしたくない。

 

重ねて、一緒にバンドを作り上げてくれた、そして期待を、未来を裏切ってしまったメンバーにお詫びします。

 

まずは、ギター松本一輝。

 

たくさんの素敵な曲を作ってくれてありがとう。

私にその機会を与えてくれて、誘ってくれてありがとう。

素晴らしい景色を見れました。これは私の一生の宝物です。

これからもギタリストとして頑張ってください。勝手かもしれないけど、陰ながら応援しています。

 

ベース pochi

 

ずっと私のわがままに付き合ってくれてありがとう。

ずっと信じてついてきてくれてありがとう。

沢山沢山迷惑をかけてしまって、折角作り上げた、私たちがずっと求めていた舞台に立てた日のこと、ずっと忘れません。

一生音楽をやりたい。絵莉子の歌でベースを弾きたい。

そんなことをずっと言ってくれてありがとう。

一人での活動、応援しています。

幼馴染として、これからもよろしくお願いします。

いままでありがとう。

 

キーボード 菊池海太郎

 

沢山わがままを言って、会社に通いながらも一生懸命私たちとバンドをやってくれてありがとう。

これからも、好きだからという純粋な理由でキーボードを弾き続けてください。

私たちの自分勝手な話にもきちんと耳を傾けてくれてありがとう。

戸惑いながらもこのバンドにいてくれてありがとう。

こんな自己主張の塊の人たちに付き合ってくれて本当に感謝してます。

ありがとう。

 

ドラム 池田さん

 

未熟な私たちに一切文句も言わないで、いつも素敵なドラムを叩いてくれて、

本当に私たちなんかでいいんだろうか?と何回も思っていました。

いまでもいろんなバンドでかっこいいパフォーマンスを見るのが楽しみです。

サポートとはいえ、中途半端な形で終わらせてしまったこと、本当に申し訳ありませんでした。

これからもファンとして応援しています。

 

初期メンツ

 

耀ちゃん

コピーバンドの頃からあまり自分の意見は出さないものの、一生懸命やってくれている姿は、本当に音楽が好きなんだと感じさせられていました。

社会人になるという道を選んだ時も、あなたの覚悟がきちんと見えて嬉しかったです。

決断力にかける私には到底真似できなかったけれど、長い間付き合ってくれてありがとう。

沢山の趣味があって、自分を偽らないのはすごいことだと思います。

これからもたまには飲みにいきましょう。

 

ザキ

サークルでなんとなしに組んだバンドが、いつの間にか舞台に立っていました。

いつもまっすぐ一生懸命で、ドラマーという職業を選択しなかったけれどその目にはちゃんと自分がこれからどうなりたいか、自分のしたいこと、自分の中の芯が絶対にぶれないあなたを尊敬しています。

漠然とした夢を語っていたあなたがちゃんと一歩ずつランクアップして、自分の決めた夢に向かって行ってるのが正直うらやましいです。

これからも、自分の決めたこと、新しく興味を持ったこと、素直にまっすぐに挑戦し続ける姿を応援しています。

 

バンドを卒業してからも私たちを応援してくれていた元メンバーたちに一番謝らなければいけないのは私です。

最後までやり遂げることができなくて本当にごめんなさい。

 

もしいつかまた、私が歌詞をかける日が来たら、少しずつでも、一人でも、活動を再開していけたらいいなと思っています。

 

今は正直表舞台に立つ自信はありません。

届けられない気がするからです。

自己嫌悪しているのに誰かに夢を語るにはまだ早くて、私は私なりに禊の期間を設けている、と考えてくださるとありがたいです。

 

過去は消えないだし、自分の作ってた歌詞は実体験に基づいた感情論だったり、そういうものでした。

今の私は感じる、ということがまだほとんどできないので、皆さんに聴かせることはしたくありません。

もしこの先、自分で納得ができるものができるときが来れば、その時はまた、活動を再開しようと思っています。

 

一年越しになって今更こんなことを言っても、私に対しての不信感が消えるなんてことは思っていません。

もう少し、どれぐらいかかるかわからないけれど、自分自身がもっと生きる気力を見いだせた時、また歌いたいと思っています。

 

ちなみに体調は元気です。

心も以前に比べて元気です。

でも過去を受け入れるにはまだまだ時間が必要だと感じています。

 

長くなってしまいましたが、今日、正式にTesoro,Nearの二つのバンドの解散報告とさせていただきます。

 

活動再開を期待してくれていた方々には本当に申し訳ない結果となってしまったこと、深くお詫び申し上げます。

 

これからは各々のメンバーの活躍を見ていてください。

 

重たい内容になってしまいましたが、あくまで前向きな考えです。

そして私が決めた決断、決別です。

 

受け入れてくれるとありがたいです。

 

いままでたくさんありがとうございました。

 

弾き語り動画(コピーにはなりますが)などはちょくちょく上げていこうかなと思っています。

 

今回はお詫びとお知らせでした。

 

おやすみなさい。

 

Humen Bloom Tour 2017~GW

お題の通りです。

 

感想とかネタバレを漁ったけど、今の時代やっぱりTwitterとかの感想まとめが多くてなんもわかりませんでした。

 

ただ、まぁ確かに携帯のライトとかいつから使うようになったんや…とか、アンコール歌う人少なすぎねぇかとか、その他諸々気になったことがあったライブだった。

ライブマナーはきちんとしましょうね、って話なんだけど。

 

シングル曲のカップリングとか、わかってない人が比率的に多すぎたのがちょっと残念でした。新規の方も楽しめるライブだったけど、そこは乗ってあげて…という演者視点から見て悲しいライブだったかなぁと。

私も、ライブやるときあまりみんなが知らない曲やってしらけちゃうのは悪くないのに申し訳ない気持ちになってたので。

 

そんなこんなで久しぶりのRADWIMPS観てきました。

ドラムが刃田さんだったの全然気づかなかった自分…。ミッキーも最高でした。

対して歳変わらんのにすごいなぁと。

セツナレンサ聴けて良かった。

あとはサイハテアイニか。っぽくないからなんとも微妙なヒット。

 

暴れないライブだったのがちょっとな、もっとやっちゃてくれよワンマンなんだからと思ったのは私だけじゃないはず。もっとわがままにやっちゃえよって。

 

仕事のほうは相変わらずで、もう今の仕事も中旬で校了なのでラストスパート。

GWはさむせいでデザイナーさんとうまく連携が取れず、ここ二日ぐらいはみんなの仕事手伝うぐらいしかやることなかったけど。

 

一日中パソコンとにらめっこしてるので目が悪くなりました。

出雲ともうしばらく離れて過ごしたいです。(一か月間出雲特集やってる)

出雲の歴史とか神社とかについてやたらと詳しくなってしまいましたが、明日からはプライベートで裏磐梯に旅行行ってきます。(福島県です)

 

おーーーわーーーりーーーーです!

最近のことまとめ

こんばんわ。

 

急に部長に出張に連れていかれて長野から帰ってきました。

結果的に、編集の仕事と営業を掛け持ちすることになりました。

つまり簡単に言うと、人の二倍の量の仕事をこなすということ。

 

もちろん給料は上がるけどね。

 

内勤希望っていうか、そもそも営業とかしたくなくてこういう世界に入ったのに、予想外の展開に疲れ果てています。

 

火曜日出勤したら、打ち合わせで部長に打ち合わせの件で連れ出されて、いつもなら社内の会議室で打ち合わせするのにわざわざ社長室に呼び出されたんですよ。

そしたら、みんなには内緒だけど明日長野行くから一泊分の準備しておいてって言われて、水曜日、打ち合わせ終わってそのまま長野へ。

 

旅館への掲載依頼の営業っていうのは建前で、編集の私に並行して営業もやってほしいといわれ、なんなら賄賂を渡されて、半ば強制的に営業部も配属に。

 

同期にはもちろん、直属の上司にも内緒で、営業部からの引き抜き。

当たり前かもしれないけど定時に帰ることもできず(長野にいるし)、かといって断れるわけでもなく、全然やりますよ。なんて言ってしまった。

 

実は直属上司よりも立場が上になる。

営業部長の後釜を任された。

部長はそろそろ定年で、ほかの人には見込みがないからっていう理由だった。

 

つまり上司は営業しにいったんじゃなくて、私に営業してきたってこと。

断れない理由を付けて。

 

でもそんな秘密の出張なんてすぐバレる。

編集にしたって最初から全部担当するのはあり得ない事なのに全部任される。

 

それが一体どういうことなのか、実力社会で生きてきた私にはよくわからなかったけど、今日、出し抜かれた上司にバレて早速嫌味を言われた。

嫌味というかほぼ悪口だったけど。

 

本来はその上司が部長の後釜になるはずだったから。

その人は私よりも15個も上だし、営業歴も長い。ただ、仕事が私に勝らないというだけ。

 

俺は残業して頑張ってるし、部長も前の会社からの長い付き合いなのに、どうして入社一か月もたたない小娘が

その表情で読み取れてしまった。

 

明日から正直会社に行くのが怖い。

仕事はこなせる。でも人間関係をやっていける自信はない。

同期にも皮肉を言われ、足を引っ張られるようになった。

 

もっとも非常識に見える人間が真面目に働いてる自分を飛び越えて異例の昇進をするのが、理不尽に思えて仕方ないんだろう。

私だって、編集の仕事に没頭したい。

 

「君には営業の才能があるから」

「自分よりも業績が上だから」

 

仕事を正確に早くこなすのってそんなに悪いことですか。

自分ができないからって人に嫉妬するのってそんなつまらないこと楽しいですか。

 

こっちだって好きでこうなったわけじゃないのに

なんでいつもいつもこういう立場に置かれるんだろう。

 

せっかく仲良くなった同期とも距離が遠ざかった。

 

これから私は編集部、そして営業副部長としての仕事が山積みなのに。

 

ちょっとつかれた。

笑えなくなってきた。

与えられた仕事を時間をかけてやることのほうがよっぽど私には難しい。

 

たった十数人しかいない社内で社長と部長に特待で接せられるのは、うれしい反面不安要素のほうが多い。

 

大手の取引先の引き継ぎも、新規契約の責任者も任されて、重たいのは重圧じゃなくて周りの目。

 

「できる人は違うね」

「あなたは優秀だから、私なんか」

 

その言葉に戸惑う。

 

みんな必死にやってる。

見てるからわかってる。

 

でも待遇が違うから一緒だとは見てもらえない。

同じスタートに立ってたはずなのに、みんなはベンチ入りで自分だけ選抜に選ばれた気分。

 

またか

 

こんなのが嫌だから抜け出してきたのに。

普通になりたいから、この仕事に就いたのに。

 

これもまた嫌味だって受け取られるんだろうなってわかるし、言われなくても相手の余所余所しさで嫌でも理解する。

 

私が上司の上司になったとき、みんなはどう反応するだろうか。

前みたいに反感を買って、どんどんみんなやめていくんだろうか。

 

ただ協力すればいいだけなのになんで自分だけ特別扱いされたがるんだろう。

 

「自分のほうが頑張ってるのになんで」

 

そんなこと私は一度も思ったことはないからわからない。

実力は仕方がないし、それが社会じゃないのか。

 

いくらだって残業するのは仕事が好きだから。

なのになんでって聞きたいのは私のほうなんだよ。

先の見えない世界

毎日毎日大量の資料とパソコンに向き合っている。

だから特に話すようなこともなく淡々と時間だけが過ぎていく。

 

自分が特別な人間なんだなんて思っちゃいないし、普通の人に憧れる。

安定した職場で心地いい環境で過ごせればそれでいい。

 

最近は温泉誌の出雲特集を急に6Pも丸投げされて疲労困憊。

ゼロから紙面を作るなんて、初めてのことだから何から始めていいかわからない。

 

大体の構想はできた。

紹介するスポットも調べ上げてまとめた。

これから二週間、私は一人でこの誌面を作らなきゃならない。

 

Eさんが打ち合わせ後にいきなり発した言葉に正直動揺を隠せなかった。

気持ち悪いと思ってしまった。

 

「なんで俺は君にだけ優しいんだとおもう?」

 

こんな他愛もない質問かもしれないけど、夜の世界を潜り抜けてきた私はどうしても見返りを求めらてれいるように感じてしまう。

「好きだから?」「かわいいと思ってるから?」

だから特別扱いするの?

 

それは私にとって迷惑でしかない。

みんなも気づいてる。

圧倒的に私の社内での立ち位置を崩されて行っている。

 

私は

「それはEさんにしかわかりません。私にはわかりませんよ。」

 

それだけ言ってデスクに戻った。

何かがおかしい。

不思議と彼を避けるようになった。

 

ほかの人はEさんに厳しい言葉を浴びせられているところをよく見る。

でも最初は仕事の効率だけの問題だと思ってた。

 

でもたぶんそうじゃないんだろうなと感じてはいる。

 

気持ち悪い。ただそれだけの感情が心に渦巻いている。

 

ただ私は今の職場で安定して長く働きたいだけなのに、彼の好意は私の邪魔をしているってことを本人は気付いてくれない。

私も同じように叱ってほしい。

同じように接してほしい。

じゃないと社内のせっかく固まっているヒエラルキーが崩壊するんだ。

それももうたくさん経験してきてしまったからわかってる。

 

いままではそれでよかった。個人事業だから。

気に入られれば相手に付け込んで商売をする、それが私の仕事だったから。

 

でも今は違う。

会社という組織の中で「新人」という枠で雑用とかを押し付けられているぐらいで丁度調和がとれている。

 

女性が大半を占めるこの会社で、誰かが彼の行為について言及し始めたら私の平凡な生活は終わってしまう。

 

「期待の新人だから」

「君は優秀だから信用してるから」

 

それらはいまのところ邪魔にしかならない。

 

私はもともとやっていた仕事をこなしているだけで初心者じゃないからわかる。

でも同期にも同じように接してほしいのだ。

 

そこで生まれるのは嫉妬であったり、皮肉であったりする。

それも十分学んできた。

 

ここでは長く続けたいと思っているのに、どうしていいかわからない。

極力かからわないようにすることぐらいしか思いつかないのに、関わらなければ仕事が進まない。会社全体の進捗を乱してしまうから。

 

たぶん女性陣から使えない子、でもやめさせられない子というレッテルを貼られるのにそこまで時間はかからないと思う。

まだ務めだして一か月経っていないのに、もう暗雲が立ち込めている。

 

女は怖いのだ。

それは自分が一番よく知っている。

蹴落として蹴落とされて、そこはどこの世界でも変わらない。

ただ上司が男性というだけでそれは大きく左右されていく。

 

愛想を振りまいているわけでもない。

思わせぶりな行動をしているつもりもない。

私は私なのに私を見てくれるひとがいない。

 

同期との差は埋まらない。

彼女は今日も何度もEさんに怒られていた。

たった五分休憩をとってただけなのに皮肉を言われて、給料泥棒とまで言われていた。

 

じゃあ私はどうなの?

休憩時間なんていつも適当で、過ぎていても何も文句を言われたこともなければ叱られたこともない。

 

彼女を怒る彼の言葉は棘だった。

「自分がどういう状況に置かれてるかわかってるのか」

「君は休んでる暇なんかないんだよ」

「やる気がないならやめちゃえば」

 

私よりはるかに頑張っている彼女のことを褒めることもしないで冷徹な態度をとる。

 

私はそれが許せない。

頑張っている人の心を傷つけるような発言をよくも簡単に吐けるもんだ。

 

同じことを私には言わないのもわかってる。

周りは呼び出されるのに私にはデスクまで来て優しく教えてくれる。

 

それが私にとってどんなに不都合なことか彼にはわからないんだ。

私の事も例外なく呼び出して酷い言葉を吐けばいいのに。

 

そんなんじゃ傷ついたりしないから。

見返りを求められても何も返すつもりもないから。

 

うん、だから早速女性社員に嫌われ始めているのもうすうす気づいてる。

それが私にとってどんなに不都合か考えもしない、それが一番迷惑なんだって言ってやりたいのに言えない。

 

きっとそれをしたらこの職場にはいられなくなる。

それがわかってるから。

 

明日の新人歓迎会ですら行きたくない。

一日中一緒に行動しなきゃいけないんだ。

それがどれだけの苦痛になるだろう。

 

異性から好かれることはいいことばかりじゃない。

たくさんの友達を失うぐらいならそれもいらないぐらいだ。

 

散々思い知ってきたのにやり方がわからない。