雪乃琥珀録

独り言とか

ブロン中毒とお薬の近状

こんばんわ。またこの時間に目覚めてしまいました…。

熟睡できたのは2時間、ロヒプノール最大量とドラールを以てしてもこの有様です。

睡眠障害というのは難しいですね。

 

昼間寝てしまうと夜眠れない原因になるのかと思い、最近は昼間は朝起きて、日中も昼寝しないように気を付けているのですが、なかなか上手くいかないですね。

 

今日はブロンの話をしたいと思います。

決して推奨するものではなく、やめてもらうために正直に書きます。

 

エスエスブロンは、市販の咳止めの薬です。

現在錠剤タイプが2種類(錠数はもう少し種類があります)、液状の所謂咳止めシロップがありますが、このうち今回話すのは一番プロトタイプともいえるブロン錠についてです。

 

オーバードーズをするにあたってネットなどでかなり上位に挙がってくるのがこの薬ですが、ブロンの成分のメチルエフェドリンとジヒドロコデインという2種類の麻薬的作用をする成分が配合されています。

 

みんながこれに手を出すのは、今のご時世この薬ぐらいしかこういった成分を配合している薬が市販されていないからです。

ちなみ後遺症、副作用として主に表れるのは便秘です。

糖衣錠なので、便が白くなりますし、酷いと痔になります(笑)

このへん、プロになってくると(プロってなんだよって感じですが)一回ザルでぬるま湯で糖衣を溶かして飲みます。

 

ほぼドラッグといっても過言ではないこちらの薬は、ダウナー作用のあるものです。

初めましては10錠ぐらいで十分効きます。

まったりした感じ、でも覚醒作用で眠れない、とろーりとした時間が過ぎます。

一日中家の中にいるのであればまだしも外出は本当に辞めたほうがいいです。

周りから見たらあなたは完全にラリっちゃってますから。

 

飲み方としては一日休みを確保する→10錠投下→効き目が切れかけてきたら5錠ずつ投下→以下繰り返し

 

という感じです。最初はね。

 

そのうち10錠が15、20、30、40…私が行きついた先は160錠でした。

 

なぜこうなってしまうのか。

連続使用でブロンはあっという間に耐性が付きますので、服用回数も錠数もあっという間に増えるからです。

出費もかさみます。

私がハマってしまっていた全盛期は大学生の時でしたので、バイト代握り占めて、あたかも具合悪そうな顔をしながら何店舗も薬局を周りブロンを買い集めていました。

一日に1瓶(80錠)じゃ足りなくなっていました。

 

副作用は口の異常な渇き、幻覚。

 

でも心配なのはそこじゃないんです。

一番大変なのは、薬をやめるとき。依存症なので簡単にはいきません。

 

禁断症状として手の震え、発汗、異常な衝動、希死念慮など沢山のリスクが伴いました。

私の場合は周りの助けもあって、一か月程度療養をして完全にブロンを断ち切りましたが、気付くと薬局でまたブロンを買っていました。

それを少し乱暴にでも取り上げてくれる人がいないといけないのです。

それぐらい、依存度の強い、怖い薬です。

 

これまで様々な薬をODしてきましたが、ブロンは鬱の人にとっては救世主みたいな存在に簡単になってしまいます。

飲み続けている間のリスクが少ないからです。

そのかわり、先ほども言ったように断薬の時に最悪な期間を過ごすことになります。

 

ブロンでは、死ねませんから。

一時的に、救われたような気がするだけで自分の周りの時間は着々と進んでいるし、大切な人にも沢山心配も迷惑もかけます。

 

正直リストカットなんかよりも性質が悪いんじゃないでしょうか。

だから、というわけではないですが、私は周りにブロンに手を出そうとしている人、手を出してしまっている人がいたら止めに入ります。殴ってでも。

 

今すぐその手元にあるブロンをトイレに流してください。

今この文章を読んですぐです。

 

あなたがそうしてくれることを、願うことしかできないけれど

結局は自分の意思です。

 

私はほかにもイソミタールという睡眠薬をODしたことがありますが、深夜徘徊、記憶欠乏、幻覚、まさに、ラリってる人でした。

1人で誰もいない場所にろれつの回らない言葉で話しかけ続けている姿を母が映像に残していてくれなければ気付くこともなかったでしょう。

あれほど恐ろしい薬は今まで飲んだことがありません。

それも、トイレに全部流しました。

 

そのせいで私が失ったものは、仕事、友達、恋人、と多すぎました。

記憶はまるでありません。

一つだけ覚えているのは毎日深夜の墨田川を見て、美しい、一緒になってしまえたら。

 

その映像だけです。それも定かではありませんが、当時家の目の前に墨田川が流れていたのでたぶん自分の記憶だと思います。

 

 

今の私の話を少しします。

希死念慮が週に2、3回。

4日前にレボトミンをODして(Twitterでつぶやいていましたが、2ST飲んだようです)高熱に脈拍の急上昇、口の渇き、全身に力が入らなくなり歩けなくなる、と散々な目に合いました。

母が無理やり飲ませた150ml.のお茶ですら飲むのは一日がかりでした。

二日は死んでました。

 

その前は3日連続でリストカット

一年ぶりのリストカットでした。

友達と電話しながら、もう平然と。鮮血って綺麗なんですよね。流れていると快楽すら覚えます。

他の方がどうかは知りませんが、私は他人を切っている気分なのです。

このゴミ人間を殺してやろう、どんどん血を流せ、そうだ、もっと、もっと。

 

異常ですかね。

異常でしょうね。

 

解離性人格障害のせいな気もします。

その病気のお話はまた今度。

 

では、もう一度眠ってみます。

おやすみなさい。